こんにちは!
今回は『宝石の煌き デュエル』を遊びましたので、その感想です。
ホビージャパンさんから日本語版が発売された『宝石の煌き デュエル』。今年のエッセンでも注目されていたのでめちゃくちゃ気になっていた作品です。
デュエルという名前からおわかりのように、2人用のゲームで、元の『宝石の煌き』のプレイ感とも若干違うということで楽しみにしていました。以下、感想です!
まず、届いて驚いたのは、箱のコンパクトさ!
下の写真は開封後なのですが、これ全部でラセルダさんの箱とたぶん同じサイズ感です。なので普通のボードゲームの箱よりだいぶ小さい。
小さく持ち運びやすいので、カップルとか友達同士とかで旅行に持っていくのにちょうど良い気がする。せっかくなのでコンポーネントも少し紹介。
まずはこの巻物風のコマ。
『宝石の煌き デュエル』では、「特権」という新しい要素があるのですが、それ専用の巻物コマとなります。特権ってなに?という感じですが、盤面にある宝石タイル1個と交換できるものとだけ覚えておいてもらえればと。
そして、『宝石の煌き』と言えばの宝石タイル。
一回りコンパクトになっていますが、結構ズッシリしており、『宝石の煌き』と同じく、ジャラジャラすると気持ちいい。
また、カードのイラストもアニメ風でお子さんとかにもウケが良さそうなデザインです。カードのサイズも一回り小さいコンパクトサイズになってます。カードには今回固有の能力を持つカードもあり、「相手の宝石タイル奪う」とか、「もう1ターン追加で行う」などがあります。ここら辺も狙うカードが変わって面白かったです。
そして今回のデュエルでメインの変更点とも呼べる宝石タイルを置くボード。
ちょっと見づらいですが、このボードの真ん中のマスから時計回りで渦巻き状に矢印が描かれており、真ん中から順々に宝石タイルを置いていきます。
プレイヤーの手番で主にやることが、「宝石タイルを縦/横/斜めで最大3個取る」「カードを買う」「金のタイル取ってカードを予約する」のいずれかなのですが、その宝石タイルが置いてある場所です。
ちょっと具体的な話になりますが、プレイヤーはこの手番前に任意アクションで「特権コマを消費して盤上の宝石タイルを1個取る」と「ボード上に宝石タイルを補充し、対戦相手は特権コマを得る」というアクションも行えます。
以上が、大体このデュエルでの変更点になりますが、他のプレイは元の『宝石の煌き』と同じです。
宝石タイルを集めてカードを買い、そのカードに描かれている宝石がボーナスとして次から手持ちの資源として使えるようになり、繰り返していくと、無料でカード買えたりレベルの高いカードを獲得しやすくなったりする。
デュエルの勝利条件は、「カードに描かれた王冠が10個集まる」「勝利点が合計で20になる」「同じ宝石カードの勝利点が10になる」のいずれかなのですが、これを目指して宝石タイルとカードを集めていく感じです。
デュエルを遊んでいて思ったのは、相手の動きを踏まえて動くのが楽しい拡大生産だと思いました。
もちろん自分の狙ってるカードを取るために動くことも大事なのですが、相手がこのカード狙ってるだろうから、この3つの宝石タイルを先に取っておくかとか、金タイルで相手が取りやすそうなこのカードを先に予約して取っておけばこっちが有利になるかもなど、相手にとっての嫌な動きをしつつ自分の得点に繋がるよう宝石タイルやカードを集めていくのが、楽しいのかなと。しかもカードによっては特殊効果もあるので、それを踏まえてカードを狙っていく感じも楽しい。意外と相手とバチバチになりそうなところがまさにデュエル。
あとはやはり『宝石の煌き』のどんどんお安くカードが買えるようになる感じは楽しいですね。
そうじゃなくても、重みのある宝石タイルを手元に置くだけでもなんか嬉しい。
感想としては、コンパクトさと相手とのインタラクションが多い『宝石の煌き』として独立拡張としては良いゲームだなと思いました。なので、対局的なゲームが好きな方におすすめの作品です。
ただ、初めて遊ぶなら本家の『宝石の煌き』の方がいいかなぁと言う気もします。遊ぶ相手によっては邪魔されて好きなようにプレイできなかったと思われる方もいるかもしれないため、『宝石の煌き』の方が自分の資源に集中しやすい気がしてます。
どちらも良いゲームなので、ぜひどちらも遊んでみて、好きな方を一家に一個購入されても良いかもしれません。
というわけで、『宝石の煌き デュエル』の感想でした。ここまでお読みいただきありがとうございました! それでは、また!