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【フィルムカメラ】OLYMPUS TRIP 35試し撮り&作例紹介

こんにちは!

 

久しぶりのブログは初めてのフィルムカメラ記事です。今回は先日中古で購入したOLYMPUS TRIP 35がちゃんと使えるのか試し撮りをしてきましたのでその紹介&作例になります。

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出かける前にカメラストラップをパラコードで自作しました。この作業も楽しかったので、色違いでたくさん作って気分に合わせてカメラストラップを変えたいと思います。

 

このカメラを購入した理由としては、手軽に使えるフィルムカメラを探していたところ、1968年に販売されたこのOLYMPUS TRIP 35が初心者にオススメということで、中古で5000円ほどで購入しました。

 

特徴としては電池いらずのフィルムカメラで、レンズ周りのセレン光電池により自動で露出を制御してくれるほか、露出が少なすぎると通称赤ベロという赤いフィルムがファインダーに出てシャッターが切れないため失敗も少ないとのこと。また、TRIPの名にふさわしいコンパクトさと軽いため持ち歩きやすい点も購入の決め手になりました。

 

しかし、中古で購入したので撮ってみないとちゃんと撮れるかがわからない。そこでモルトを交換してフィルムを装填し、試し撮りをしてみることに。

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上はモルトを剥がしている時の写真。

 

以下は作例となります。

使ったフィルムは Kodak Gold 200(24枚撮り)のもの。まずはこちら
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記念すべき一枚目というかおそらく0.8枚目(この写真を撮ったらカメラ上部にあるカウンターがしっかり1になりました)。まずはちゃんと映っていて良かった!カメラが状態のいいもので現像してみて一安心でした。

 

OLYMPUS TRIP 35は目測でピントを合わせるのですが、この時はそのことを忘れていて一番近い1mで撮ったので全体がぼやけています。ただ左の感光含めフィルム写真らしい雰囲気に。

 

続いてはこちら。
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何の変哲もない風景。

ピントを3mか遠景にして撮ったからか先ほどのよりはぼやけなかった。空気感がフィルムっぽい写真。工事中のビルとか撮るとちょっと昔な感じがでる

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踏み切り。レトロな雰囲気。
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線路。全体的に少し青っぽい

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自動販売機。
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こちらは室内で撮ったもの。さすがに室内だと露出が足りずに赤ベロが出たため、絞りを2.8の手動にして撮ったもの。なんとか映ってはいるものの、ぼやけてます。室内ではフラッシュや近くに明るい照明がなければ駄目そうです。

続いては横浜へ

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綺麗に撮れており1968年のカメラで撮ったとは思えないくらい。比較のため、場所は違いますが下の写真はスマホのカメラで撮ったものです。

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スマホのカメラだと遠近や空もはっきりと綺麗に映る。フィルムカメラの方を見ると奥に向かうにつれてほんの少し霞むような印象

 

次は新横浜のラーメン博物館の写真です。室内なので絞りは2.8。映っていればいいなというダメ元で撮った写真です
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こちらは明るい電灯のおかげでライトがある部分はなんとかいけました。
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こちらはなんとかならなかった写真。暗いところだとこのような写真になります。
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上から見下ろした写真。光源があればなんとかいけそうです。この3枚が室内でオートだと赤ベロが出てシャッターが切れずに絞りを2.8にして撮ったものになります。

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こちらは室内ですが明るいお店の中でオートで赤ベロ出ずにシャッターを切れたもの。映っていますが目測また忘れてぼやけております。

 

戻ってまた横浜へ
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こちらは山下公園。いい空気感。
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中華街の裏路地。ぼやけ&ブレてますが、裏路地とフィルムカメラは相性が良い気がする
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山下公園。少しノスタルジー

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山下公園の別シーン。フィルムで撮る青。

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影と草花。
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ホテルニューグランド

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駅構内。ぼやけている。

 

以上、ざっと作例でした。

OLYMPUS TRIP 35はやはり多くの方がおっしゃるように室内よりも屋外でパシャパシャ撮るのが楽しいカメラだと思いました!そして赤ベロが頼もしい。

目測も忘れずに大体で取ればちゃんと撮れるし、シャッター音の軽いカシュ音や撮ったあとダイヤルをジージー回して次のコマにするのも写るんですみたいで懐かしい使用感でした。

 

個人的にかなり満足です。フィルムが高くなければばんばん使っていきたいお気に入りのカメラとなりました。

 

ファインダーを覗きシャッターを押してどんな写真になるのか現像してみないとわからない感覚はなんともいいものですね。

 

というわけで、今後はこのようなフィルムカメラのブログも増やして行ければと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!それではまた!

 

(フィルムと現像代がこれ以上高くならないことを願いつつ🙏)