こんにちは!
今回は百名山のひとつ、山梨県にある大菩薩嶺に行ってきたのでその日記です。
まずは大菩薩峠へ向かう雷岩付近での一枚。
今回大菩薩嶺を選んだ理由は、富士山を山から見たいというのと、今まで標高を少しずつ上げながら低山を登ってきたので、そろそろ百名山と呼ばれる山に挑戦してみたかったからになります!
調べてみたら大菩薩嶺がアクセスの良さと初心者にもオススメとあったので選んでみました。
今回のコースは、『山と高原地図』の「大菩薩嶺」で紹介されていた初心者コース。
看板を使用させていただくと、以下の写真の黄色い線のコースになります。
スタートは左下の上日川峠にあるロッヂ長兵衛。そこから福ちゃん荘→雷岩→大菩薩嶺山頂→雷岩→大菩薩峠→福ちゃん荘と、ぐるっと時計回りで一周してまたロッヂ長兵衛に戻ってくるコースです。
スタート地点の上日川峠には駐車場があるので車でも行けますが、今回は電車+バスを利用しました。電車で「甲斐大和駅」に行き、バスで「上日川峠」に向かいます。
バスの本数が少ないのと、バスの乗車賃の支払いは現金のみになりますのでご注意ください(2023年11月現在では片道1020円)。ぴったり払えるように小銭も準備していくと良いです。
自分はここまで来るのに電車を一本乗り過ごしてバス発車間近の到着になってしまったのと、交通系ICカードをバスで使えるものと思っていたので登山用の財布に小銭あったっけ……と内心すごくバタバタしてました。
そんなこんなでバスに揺られること1時間、スタート地点の上日川峠にあるロッヂ長兵衛に到着。
ここから登山スタートです。まずはロッヂ長兵衛でバッジを購入。
大菩薩嶺への登山道に進み、福ちゃん荘を目指します。
天気は快晴。富士山見れると良いなと思いながら歩き始めます。ロッヂ長兵衛の時点で標高が1600mあるので空気が澄んでいるのと景色も平地の景色とは違っていて歩いていて気持ち良かったです。
11月なので地面には霜や霜柱がありました。
福ちゃん荘までの景色。林の中を進みます。
そして福ちゃん荘へ。
福ちゃん荘では宿泊やテント泊のほか、食事やお土産の購入もできますが、今回は利用せず。
福ちゃん荘を過ぎると上の写真で使わせていただいた看板に。左は最初に雷岩に到着し、右は最初に大菩薩峠にたどり着くコース。
自分は左の唐松尾根コースに進みます。
唐松尾根コースは結構傾斜があり、最後の方は岩場の急登になるので息切れもですが足にくるコースでした。以下、雷岩までの様子を写真で紹介。
最後の方は足が重くて結構ヘトヘトになりましたが、なんとか登り切り雷岩へ到着。
たくさん積まれた石の山。
雷岩と記された看板。
雷岩。雷岩の付近は開けたスペースが多く、皆さんここでご飯食べてました。自分も食べることに。
ただ、富士山を見にきたはずなのに雲で見えない。登り始めた時は快晴だったのに……
市街を一望できたのは良いのですが、富士山が見えず残念なので、昼食を食べ終えて一度大菩薩嶺山頂を目指すことに。
大菩薩嶺の山頂までは雷岩からすぐでした。林の中を進みます。
そして大菩薩嶺山頂に到着! 標高2057m!
大菩薩嶺山頂は木々に囲まれていて眺めは良くありませんでした。ただ今までのソロ登山では陣馬山の855mが自己最高だったので一気に更新。山頂のスペースはさほど広くありませんでしたが、ここでご飯食べてる方もいらっしゃいました。
山頂まで登ったのでまた雷岩へ戻ります。
山頂から戻ると雲がなくなり、富士山が見えてました! 良かった!
以下、富士山と遠くに見える日本アルプスの写真です。木曽駒ヶ岳も見えました。
富士山はやっぱり綺麗な山ですね。興奮してたくさん写真撮ってたらどれも似たような写真になってました。
この風景がずっと変わらず昔からこの先にもあると思うと感慨深いものがある。
と、雷岩と富士山を満喫したので下山します。
下山では雷岩から大菩薩峠を目指しますが、富士山を右手に見ながらの稜線歩きが気持ち良かったです。ただ一部泥でぬかるんでいる場所があり、滑りやすかったので要注意でした。
上の写真を下ると大菩薩峠です。
大菩薩峠に到着!ここからは山荘を右に折れてひたすら下山です。写真でご紹介。
福ちゃん荘に到着!
大菩薩峠から福ちゃん荘までの道の方が歩きやすい道が多く、個人的には、登りも始めに大菩薩峠を目指して雷岩を目指すコースの方が初心者向けな気がしました。
福ちゃん荘に来たので、またバス停のあるロッヂ長兵衛を目指します。
無事下山。
バスが来るまで時間があったのでロッヂ長兵衛へ。
内装綺麗でした。
なめこ汁をいただく。アクセントのゆずが効いていて美味しかったです。何より体が温まって良かった。
ぱんぱんの登山リュック。
今回初めての2000m級の登山だったので服も結構着込んだり持っていったりしました。ガスバーナーの火がつきづらかったのでガストーチも持って行って正解でした。今後の指標になった気がします。雪山は流石に登れないと思うのですが、低山だったら寒さもこの装備で行けそうです。
そして帰りのバスに乗り、甲斐大和駅へ。
行きはバスの発車時間まで余裕がなくて見れませんでしたが、近くに武田勝頼の銅像が建てられていました。
紅葉が綺麗ですが、駅の歴史を調べると、「武田勝頼一族が自害した天目山が駅北東にあり〜」(Wikipediaより引用)との記載があり、大菩薩嶺も心霊というキーワードでヒットするなど、そういう場所でもあるんだなと後から気付いた次第です。ただ山登り客も多く、山頂からの眺めも良いので、大菩薩嶺自体はすごく良い山でした! 『大菩薩峠』という長編小説があるらしいのでいつか読みたいと思います。
以上、初めてのソロ百名山、大菩薩嶺の登山日記でした。来年は山頂から遠くに見えた日本アルプスのどこかを登りに行きたいと思います!
百名山はさすがの展望の良さでしたが、山登り自体の楽しさは低山でも変わらないかもと思ったので、年内にまたどこかの低山に行って登山納めしようと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!
それではまた!