『Everdell』冒頭部分を訳してみた - ボードゲームでえいごを学ぼうのコーナー(仮)
こんにちは!
今回は『Everdell』のルールブックの冒頭の一部を英語の勉強がてら訳します。
アークライトさんから2020年発売予定の『エバーデール 完全日本語版』購入の参考になれば幸いです。
※以下は『Everdell』ルールブック冒頭部の引用です。あくまでも語学学習のための個人利用となります。
【ルールブック冒頭部の翻訳】
A NEW YEAR BEGINS...
新しい1年がはじまる...
Within the charming valley of Everdell,
beneath the boughs of towering trees,
among meandering streams and mossy hollows,
a civilization of forest critters is thriving and expanding.
Ever since famed adventurer Corrin Evertail discovered the hidden realm long ago,
the citizens have prospered under the shelter of the enduring Ever Tree.
「エバーデール」のかわいらしい谷のなか、
そびえ立つ木々から伸びる大きな枝のした、
うねうねと曲がる小川と苔が生い茂るくぼ地に囲まれて、
森の動物たちは自分たちの生活をゆたかに、そして大きくしようと暮らしています。
だれもが知る冒険家のコリン・エバーテイルがずっと前にこの秘密の場所を見つけてからというもの、
えいえんの木のエバーツリーに守られ、動物たちは繁栄してきました。
From Everfrost to Bellsong, many a year have come and gone, but the time has
come for new territories to be settled and new cities estblished.
You will be the leader of a group of critters intent on just such a task.
There are buildings to construct, lively characters to meet,
events to host - it will be a busy year!
Will the sun shine brightest on your city before the winter moon rises?
エバーフロストからベルソングまで、たくさんの年が来ては去ってゆきました。
それとともに、住まいになる新しい場所が増え、新しい町もできました。
あなたは動物たちのリーダーとなり、これらの仕事に一生懸命取り組むことになります。
建物を建てたり、にぎやかな動物たちとであったり、
あるいは催し物を開いたりと、何やら忙しい1年になりそうです!
冬の月が上がる前に、自分の町を太陽がさんさんと降り注ぐ町にできるでしょうか?
Prepare to be enhanted by the wondrous world of Everdell.
Once you are here, you might never, ever, want to leave.
エバーデールの息を呑むような世界に魅了されに行きましょう。
この世界に足を踏み入れたら最後、二度と帰りたくなくなるはずです。
【単語など】
within: 〜以内で、〜の内部に(前)
bough: 大枝(名)
towering: 高くそびえる(形)
among: 〜に囲まれて、〜の中に(前)
meandering stream: 曲がりくねった小川(形+名)
mossy hollow: こけでおおわれたくぼ地(形+名)
critter: 生き物、動物(名)
civilization: 文明、文明社会、文化的生活(名)
famed adventure: 有名な冒険家 (形+名)
Corrin Evertail: コリン・エバーテイル(名)。Everdellに出てくる冒険家。
the hidden realm: 隠れた場所(形+名)。theがついているので既に出てきたEverdellのこと。
under the shelter of: 〜に守られて(副)
prospere: 繁栄する(動)
intent on: 熱心に(形)
wondrous: 驚くべき、不思議な(形)
【今回の勉強で使用した教材】
・『Everdell』rule book (rules of play), STARLING GAMES, 2019
・コンパスローズ英和辞典(並装), 赤須薫編, 研究社, 2018
【感想】
世界観からなるべく難しい単語を使わないように意識したものの難しかったです。
きっと絵本翻訳をしている方が訳せばかなりいい感じに訳せるはず。
最初の前置詞が連続する箇所は特に訳しづらかった...
今回は単語を調べる際に比較的新しくでた辞書の「コンパスローズ英和辞典」を使いました。
大西さんとポール・マクベイさん監修だけあり、前置詞のイメージがつきやすく、
今回の範囲の英語はすべてカバーできましたので使いやすかったです。
under the shelter ofとかはそのまま訳してしまいそうでしたが、こういう表現も知れてよかった。
以上、『Everdell』の冒頭部分はいかがでしたでしょうか?
世界観がしっかりしてるとゲームもより魅力的になりますね!
BGGではルールブックが公開されておりますので、興味がある方はぜひ!
(BGGでファイルを開くには会員登録が必要です)
『エバーデール 完全日本語版』の発売が楽しみです!それではまた!
最後にコンパスローズのリンクを貼らせていただきます。
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