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【ボードゲーム日記】自作ボードゲーム福袋を開封してみた

こんにちは!

 

今回は自分でポチって作ったボードゲーム福袋が届きましたので、その開封記事です!

正確にいうとボードゲーム福袋もどきになります。注文して届いたものを福袋気分で開封するというもの。

 

ところで、皆さんは今年ボードゲーム福袋を買いましたでしょうか? 福袋いいですよね。新年感がありますし、開けるまで何が入っているかわからないドキドキ感と、開けた後のこんなボードゲーム入ってた!というワクワク感を覚えられるのは福袋ならではの魅力でしょう。

 

しかし今回、自分は買いませんでした!

買おうと思っていた福袋が予約開始早々売り切れてたこともありますが、購入してもそろそろ被りそうな気がしていたのと、福袋はどちらかというとボードゲームにハマりはじめた方向けに作っている気が勝手にしており、その思い込みからほしいゲームが入っていなかった場合のリスクの方が上回った感じです。

 

というわけで、今回ボードゲーム福袋は買わなかったわけですが、初詣帰りにボードゲームショップをのぞいたらまぁ福袋が大量に並んでいること。そして当然ふつふつと湧いてくる買いたい気持ち。しかし、上記の理由から買うには踏み切れない。だけどボードゲームほしい。という葛藤が頭の中でせめぎあい、そこから導き出された答えが以下です。

 

「そうだ、この福袋くらいの金額で、ほしいボードゲームを中古でまとめ買いしたら、定価に比べて割引感あるし、福袋気分を味わえるのではないか」

 

というもの。謎の理屈。福袋ではないし。

ただ、自分は中身を知っていますが自分以外はわからないので自分を除いては福袋ではあります。ということにして自分を納得させる。

 

前置きが長くなりましたが、予算15000円、購入するのは駿河屋さんから、そしてソロでメインで遊ぶので日本語版でなくても良し、とりあえずほしいものを詰め込んでみるというルールで注文しました。

 

そして届いたのがこちら。ドン!

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2箱!

ボードゲームの個数的には1箱でくるかと思ってましたが、まさかの2箱でした。

 

では早速開封

注文した自分はもちろん中身を知っていますが、以下、中身を知らないていでご紹介します。福袋気分を味わいたい。

 

まず、ひとつ目はこちら。ドン!

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フェルトさんの『カルペディエム』でした! これは嬉しい! 昨年フェルトさんのゲームに感動して、遊んでいないのを遊びたいなーとちょうど探していた『カルペディエム』。

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カルペディエムという言葉は「1日の花を摘め」などと訳され、「今この瞬間を楽しめ」という意味らしい。ゲームシステム的にはドラフトとタイル配置のゲームなので、『カスカディア』が再販される前にちょっとフェルトさんのタイルゲーがどんな感じなのか気になっていたんですよね。2018年の作品でプレイ人数2-4人、BGGの評価だと7.5、重さも2.52と遊びやすそう。これは嬉しい!

ちなみに版は違いますが、『カルペディエム20』の定価は¥5800でした。

 

そして、ふたつ目はこちらです。ドン!

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トラヤヌス』でした! これもフェルトさん! しかも遊びたかったやつ!!

マンカラ、ハンドマネジメント、セットコレクションのポイントサラダ的なゲームで、すごく気になっていただけにこれは嬉しい。あくまでもBGGの話ですが、『ブルゴーニュ』に次いでこの『トラヤヌス』の評価が7.8と2番目に高くなっています。

フェルトさんのマンカラはどういう感じなのか楽しみ。『ファイブトライブス』が好きなのでマンカラの作品にはどうしても期待してしまう。

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そして箱を開けると「余り」と書かれたポチ袋が。中には木ゴマが入ってました。中古だとこういう発見もあって面白いです。駿河屋さんに放出していただいた方、ありがとうございます。大事に遊ばせていただきます。2-4人のゲームでソロはないのですが、評判の高いソロヴァリアントがあるのでそれで遊んでみたいと思います。

ちなみに日本語版の定価は¥6930なので、ここまでの2作を定価で買うと¥12,730となります。

 

そして3つ目! ドン!

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またフェルトさんの作品! しかも気になっていた『ドラゴンイヤー』! フェルトさんの作品では初期の方の作品です。どういうゲームか調べた時、動画を見てすごく楽しそうだったんですよね。

中国では辰年が悪いことが起きやすい年らしく、ゲームでも災厄がラウンドごとに訪れるのですが、それを回避するために人を雇ったりなんだりしていたゲームだった気がします。

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開封コンポーネントはシンプルでした。BGGだと評価7.3の2-5人用のゲーム。これもソロモードはありませんが、いくつかソロヴァリアントがありましたので遊んでみたいと思います。

定価だと¥5,500なので、ここまで3作で¥18,230です。一応、ここで今回の福袋の¥15,000を上回りお得なのですが、一点注意すると、今回中古で購入したのはすべて多言語版なので、ルルブなど全部英語になります。

ですので、中古の多言語版だと安く買えますが、言語依存が高いものや日本語のルルブが公開されていないものは遊びやすさの面で日本語よりも遊びにくいのでご注意ください。英語が得意な方は多言語版オススメなのですが、たまにドイツ語のみとかフランス語のみの中古も混ざっているのでご注意ください。

 

さて、4作目! ドン!
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『フォルム・トラヤヌム』でした! これもフェルトさんのゲーム!! もはやフェルトさんの福袋!

あまり遊ばれていないイメージの本作ですが、BGGのベストフェルトゲーって何?というフォーラムで誰かが過小評価されているゲームだけど好きなゲームとしてあげていたのでこれもこれで気になっていたゲームです。あとは中古でなぜかすごい安かった。そしてシュリンクついたままなのでおそらく多言語版の未開封品かも。

これは遊んでみないとわからないので、ソロヴァリアントがあるのか調べて遊んでみたいと思います。BGGの評価は7.2と決して低くないので楽しい気はする。定価¥5,800なので、ここまで4作を普通に定価で買うと¥24,030です。だいぶお得感出てきましたが、多言語版なので実際はもっと金額低そう。

 

そして次でラストです! ドン!

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フェルトさんではありませんでした!

『Fungi』というキノコゲームです。毒展に行って毒キノコの展示を見てからずっと気になっていたこのゲーム。2人用のゲームで、システム的にはハンドマネジメント、オープンドラフト、セットコレクションで、森のキノコを集めてフライパンで料理して得点化するゲームだった気がします。
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このゲームはとにかくイラストがいいですよね。BGGだと『MORELS』という名前になっています。

BGGの評価も7.0と高いので楽しみ。ソロヴァリアントもあったのでこれもそのうち遊びたいと思います。5作目もフェルトさんかと思いきや、キノコゲームでした。ちなみに日本語版は出ておらず、大体¥2500-¥3000くらいなので、ここまでの5作で普通に買うと¥26,000くらいで大体1万円分くらいお得。

 

というわけで、ここまで茶番にお付き合いいただきありがとうございました! ほぼフェルトさんの福袋でした!

こういうデザイナーごとの福袋も楽しそうと思いましたが、なかなかコアすぎるし、それこそもし作るとなると『ブルゴーニュ』とかすでに持っているのも入ってそうなので難しそう。

 

あとは中古の多言語版はお安く買えて良いのですが、駿河屋さんの方でも記載しているようにダメージ品とか日本語訳なしとか使用感とかで、やはり新品とは状態が異なりますので、よく注意してご購入していただければと思います!

 

個人的には新しいゲームは新品で買って、ソロで遊ぶことを目的に少し前に発売されたゲームを買う場合は中古の多言語版がお買い得でいいかなーと思います。

 

以上、自作ボードゲーム福袋(もどき)の開封記事でした! ここまでお読みいただき本当にありがとうございます! それでは、また! あとは遊ぶだけです!

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