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【ボードゲーム日記】テラフォーミング・マーズ vs アークノヴァ

こんにちは!

気付けばもう3月も中旬。春の陽気が温かな今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は特に新しく書く記事がないため、マイベストボードゲームの「テラフォーミング・マーズ」と、最近お気に入りの「アーク・ノヴァ」を独断と偏見で比較というか対決形式で感想を書いていこうと思います。

ソロで遊んだ感想なのでご注意ください!

 

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【ラウンド1: パッケージの見た目】

勝者: テラフォーミング・マーズ

パッケージは自分はテラフォの方が好みです。

アークノヴァも悪くはないのですが、テラフォと比べると絵からストーリー性を感じづらく、またボードゲームを実際に遊んだときのプレイ感やテーマがパッケージに十分反映されていないような気がします。というわけでパッケージはテラフォに軍配。

 

【ラウンド2: テーマ】

勝者: 引き分け

テラフォは火星、アークノヴァは動物と、どちらも好きなテーマなのでこれはドロー。


【ラウンド3: テーブルのスペース】

勝者: テラフォーミング・マーズ

どちらもそれなりに場所を使うのですが、テラフォの方がテーブルには優しかったです。

アーク・ノヴァは横長のボードが1番大きいのですが、個人ボード、協会ボード、カードのプレイスペース、オーガナイザー用のスペースと結構みっちりテーブルを使います。

というわけでテラフォに軍配。

 

【ラウンド4: セットアップ時間】

勝者: テラフォーミング・マーズ

これはオーガナイザーなどにもよりますが、純粋にコンポーネント数がアーク・ノヴァの方が多いのでその差がセットアップ時間にも反映されている感じです。

ただこの両作はどちらもセットアップにそれほど時間は掛かりません。テラフォの方がコンポーネントが少ないのでその分早いかなといった感じです。

一応テラフォに軍配。

 

【ラウンド5: ルールブックのわかりやすさ】

勝者: アークノヴァ

これはアークノヴァですね。

テラフォはルルブがあっさりしているのと、情報を見落としやすい書かれ方になっている気がします。自分が初めてテラフォを遊んだ時は、まず動画で遊び方を見て、その後ルールブックを確認しながら遊びました。数回遊ぶとルルブを見ないでも遊べるようにはなりますが、前情報なしでテラフォをルルブだけできちんと遊べるかとなると、自分の場合はかなり怪しい。というわけでアークノヴァに軍配。


【ラウンド6: 処理のしやすさ】

勝者: テラフォーミング・マーズ

アークノヴァは要素が数多く入っており、それに比べるとテラフォは基本的にはカードプレイとリソースマネジメントで火星を地球化していくだけなのでシンプル。行う処理が少ない分テラフォの方が処理しやすい気がしました。

ただこれも僅差です。アークノヴァは要素こそ多いですが、基本的にはプレイしたカードに行う処理が書かれているのでその内容に従えば、難しいことはありません。

なぜテラフォに軍配があがったのかと言うと、アークノヴァはアイコン数が多く、またカードプレイに加えてタイルプレイスメント要素もあるので、アイコンの意味を確認したり、タイルの処理忘れなどが発生したりしたため、気にするポイントがテラフォより多いような気がしたためです。なのでテラフォに軍配。


【ラウンド7: アイコンのわかりやすさ】

勝者: テラフォーミング・マーズ

上で触れたアイコンの多さにも繋がりますが、アーク・ノヴァの方がこのアイコンどういう意味だろうとリファレンスを確認する機会が多い気がしました。テキストでも書いてある場合があるのですが、アイコンを覚えるまではちょっと大変かもしれません。なのでテラフォに軍配。


【ラウンド8: ゲームシステムの面白さ】

勝者: 引き分け

これは比較のしようがないので引き分けになりますが、両方ともかなり面白いです。

テラフォはカードプレイとリソースマネジメント、アークノヴァはカードプレイとタイルプレイスメントで、プレイ感は大きく異なります。

テラフォで好きなのが、カードプレイや通常プロジェクトで地球化しつつ、お金とかの収入フェーズでガッとリソースを集めてまた地球化する流れや収支のバランス感。

アークノヴァで好きなのが、カードプレイとかタイル置きながらの動物園作り。それに加えて、個人的にはボーナスの連鎖です。カードプレイしたりタイル置いたり目標達成したりするとボーナスで何かが貰えてできることが増えていく感じ。

この2つはなので楽しいと感じるポイントが自分の中で違くてどっちも楽しい。よって引き分けです。


【ラウンド9: ソロプレイの面白さ】

勝者: 引き分け

テラフォはパラメーターを制限時間内にマックスまであげ、アークノヴァは制限時間内に訴求点と保全点を同じ場所もしくは交差させるので、どちらも目標達成型でどちらも楽しい。よって引き分け。

ボードゲームをひとりで遊んで楽しいの?という至極真っ当な疑問を持たれる方もいらっしゃることと思いますが、ソロで3年くらい遊んだ身としては、ボードゲームに依るところが大きいです。例えば大勢で遊んでいて、なんか他プレイヤーとのインタラクションが少ないなとか、なんか個人ボードばかりで完結しちゃってて物足りないなというボードゲームがあって、それがソロプレイ対応だったら、個人的にはそのボードゲームはソロで楽しめる可能性が大だと思います。

話が飛びましたが、このテラフォとアークノヴァはソロでも間違いなく楽しいゲームです。


【ラウンド10: ソロのプレイ時間】

勝者: アークノヴァ

プレイ時間は体感的には同じくらいな気がしますが、終了条件を迎えるまでのラウンド数的にはテラフォが多いです。なので慣れるとアークノヴァの方がさっと遊べる気がします。ただアークノヴァはタイルプレイスメントや他の要素もあって悩んだり迷ったりしてるとそれなりにソロでも時間は掛かります。

テラフォの方はある程度序盤で方針を決めると後半あまり悩むことがない気がするので、慣れると1時間掛からないくらい。なのでアークノヴァも慣れればそれくらいかちょっと早いくらいかと。僅差でアークノヴァ。


【ラウンド11:カードのデザイン】

勝者: 引き分け

カードのデザインは両方とも好きです。

どちらも写真が多くて、見てるだけでも楽しい。

テラフォにはフレーバーテキストがあるのでテラフォの勝利にしようかなと思いましたが、アークノヴァの動物カードにめちゃくちゃ癒されたのでここはドローで。


【ラウンド12: リピート性】

勝者: 引き分け

これもドローです。セットアップ時間が短くて何回繰り返し遊んでも楽しいテラフォと、セットアップは少し時間かかるけど1プレイあたりのプレイ時間の短さと毎回違う動物で戦略を変えて楽しめるアークノヴァ。リピート性はどちらも高い。よって引き分け。

 

結果発表!!

以上の個人的な独断と偏見での結果を踏まえると、

 

テラフォ: 5勝2敗5引き分け

アークノヴァ: 2勝5敗5引き分け

 

と、総合的にはテラフォに軍配があがりました。

 

だいぶテラフォに肩入れしている気がしますが、どちらも楽しい作品であることには間違いありません。書くことがなくて無理くり比較した記事になりましたが、こうすることで自分がお互いのどういう所を良いと感じているのか振り返る機会になってよかったです😊

 

今後マイベストのテラフォを自分の独断と偏見を凌いで塗り替えてくれるボードゲームは現れるのか、自分も楽しみにしたいと思います、

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

それではまた!

 

最後に両作の写真でお別れです。

テラフォーミング・マーズ】

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【アーク・ノヴァ】
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……結局、どっちも楽しいのよね。