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【ボードゲーム日記】ワイマール 民主主義の戦い

こんにちは!

今回は先日『ワイマール 民主主義の戦い』というボードゲームを遊ばせていただいたのでその感想です。

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日本語版がホビージャパンさんから発売されている本作。BGGの基本情報を引用すると、プレイ人数4人(ベスト4人)、プレイ時間180〜360分、重さ3.86と、まず一緒に遊ぶメンバーを集める所から大変そうなゲームです。自分も1プレイ6時間と聞いた時は一瞬耳を疑いました。笑

 

さて、このワイマールはどんなゲームかと言うと、第一次世界大戦後から第二次世界大戦に至るまでのドイツ(ワイマール共和国)を舞台に、プレイヤーが異なる政党を担い、各党で設定されている目標を達成(勝利点を得たり、議席過半数を占めて第一政党となったり、都市4箇所で暴動起こしたりなど)することを目指すシミュレーションゲームです。

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政治や政党と聞いて、この時点で興味が沸く方と沸かない方で分かれる気がしておりますが、自分もどちらかと言うと苦手科目が政治経済や世界史だったため、ボードゲームだから面白そうだけど、政治が題材だから難しそうだし、ちゃんと遊べるか心配だと思っていました。

 

結論から言えば、遊ぶ前にある程度のワイマールの背景に関する知識があった方が、各政党のアクションをはじめ、カード名称・イベント・人物などに対する親しみやすさが高まるため、可能なら読みやすそうな本やYouTube、あるいは情報がまとまっているサイトとかでその時代の背景をさらっとでも知っておいた方が楽しめます。自分は『ワイマル共和国―ヒトラーを出現させたもの』(中公新書)を読んでから参加しました!

 

ただ、ゲーム部分のみを見てみると、このゲームは各政党で用意されているデッキからカードを引いて、その手札のカードを使ってアジェンダやアクションを決定し、そのアクションの成功判定をダイスで行うというプレイ自体はとてもシンプルなゲームです(もちろんそのアクションを行う先の選択肢が複数あるため悩ましくも楽しく、そして時間がかかる部分でもあります)。

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なので、難しそうというハードルは確かにあるのですが、事前知識がなくても、ルールブックに掲載されている各政党の目的だけを各人しっかりと押さえ、この政党で遊ぶからこういうプレイするんだとさえ覚えていれば、あとはハンドマネジメントゲームとして気軽に遊んでも楽しめると思いました。

いかんせん、6時間かかるゲームで政治テーマとなるとハードルが高すぎて、楽しさや魅力に触れる前に遊ばなくていいやとなるにはあまりにも勿体無いゲームです。シンプルにめちゃくちゃ面白かった!

あと6時間はおそらく初回インスト込み、各人すごく悩んでプレイしての6時間なので実際慣れればもう少し短くなると思います。
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自分が遊ぶ前(遊び方を説明していただく前)に疑問だったのが、ゲームの勝利条件に関する部分でしたので、さらっとだけその部分について書きたいと思います。

 

まず、プレイヤー4人は別々の政党を担当します。

それがドイツ社会民主党(SPD)、中央党、ドイツ共産党(KPD)、ドイツ国家人民党(DNVP)の4党なのですが、ゲームを実際に遊ぶまではざっくりと、体制派か反体制派か、穏健派か急進派かで分かれる4つの勢力があるくらいの認識で良いと思います。

 

そしてその4つの勢力でそれぞれ勝利点を得られる方法が異なり、勢力の中にはゲームの終了トリガーを自ら引くことで勝利できる勢力もあったりします。

体制派だったら体制を守ったり、反体制派の脅威を取り除けていたりすれば勝利点につながり、ゲーム終了後に勝利点による勝利ができるみたいな感じです。

反体制派で急進派だったら、今の体制派を転覆させるため、都市4箇所で暴動を起こせれば勝ちみたいななものも勝利条件にあったりします。

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日記なのでここでは詳細なアクションを省きますが、個人的にはこの勢力間でのやり取りというか応酬がめちゃくちゃ面白かったです。

さらに、このゲームは個々人の勝敗はもちろんあるのですが、それ以上にゲームをみんなで成り立たせている感がすごくあり、下手したら個々人の勝敗を抜きに、このワイマールの行く末をみんなで見たいがために遊んでる感もありました。

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ちなみに自分が遊んだ時は、ナチスの台頭を前にドイツ国が脅威によって倒れるという終わりを迎えました(全員敗北)。このゲームの面白いのが、個々人の勝利条件もあるけど、全員の敗北条件も設定されているため、個々人で勝利を目指しつつも、全員が敗北しないようにワイマールを成り立たせなくてはいけないという点。

ボードゲーム自体がひとつの社会をみんなで作るという面があると思いますが、まさにバチバチ争いながらもひとつの国をみんなで作っている感じでした。

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アクションの説明を全くしていませんが、本当カードによるアクションのみでよくここまで再現できたなと驚いたゲームです。

終わった後でまた遊ぼうという気持ちになったり、この当時のワイマールの話になったりなど、ゲーム外でのやりとりも楽しめるゲームでした。f:id:insto:20231207224935j:image

以上、ワイマールの感想でした!

中々遊べる機会がないとは思いますが、ボードゲーム好きな4人が1日ゲームを遊べる機会ができたらぜひ遊んでみて欲しいゲームです! 万人にお勧めできるゲームではないですが、充実した時間を過ごせると思います!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

それではまた!

 

【山登り日記】大菩薩嶺(大菩薩峠)

こんにちは!

今回は百名山のひとつ、山梨県にある大菩薩嶺に行ってきたのでその日記です。

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まずは大菩薩峠へ向かう雷岩付近での一枚。

今回大菩薩嶺を選んだ理由は、富士山を山から見たいというのと、今まで標高を少しずつ上げながら低山を登ってきたので、そろそろ百名山と呼ばれる山に挑戦してみたかったからになります!

調べてみたら大菩薩嶺がアクセスの良さと初心者にもオススメとあったので選んでみました。

 

今回のコースは、『山と高原地図』の「大菩薩嶺」で紹介されていた初心者コース。

看板を使用させていただくと、以下の写真の黄色い線のコースになります。

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スタートは左下の上日川峠にあるロッヂ長兵衛。そこから福ちゃん荘→雷岩→大菩薩嶺山頂→雷岩→大菩薩峠→福ちゃん荘と、ぐるっと時計回りで一周してまたロッヂ長兵衛に戻ってくるコースです。

 

スタート地点の上日川峠には駐車場があるので車でも行けますが、今回は電車+バスを利用しました。電車で「甲斐大和駅」に行き、バスで「上日川峠」に向かいます。

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バスの本数が少ないのと、バスの乗車賃の支払いは現金のみになりますのでご注意ください(2023年11月現在では片道1020円)。ぴったり払えるように小銭も準備していくと良いです。

自分はここまで来るのに電車を一本乗り過ごしてバス発車間近の到着になってしまったのと、交通系ICカードをバスで使えるものと思っていたので登山用の財布に小銭あったっけ……と内心すごくバタバタしてました。

そんなこんなでバスに揺られること1時間、スタート地点の上日川峠にあるロッヂ長兵衛に到着。

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ここから登山スタートです。まずはロッヂ長兵衛でバッジを購入。

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大菩薩嶺への登山道に進み、福ちゃん荘を目指します。

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天気は快晴。富士山見れると良いなと思いながら歩き始めます。ロッヂ長兵衛の時点で標高が1600mあるので空気が澄んでいるのと景色も平地の景色とは違っていて歩いていて気持ち良かったです。

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11月なので地面には霜や霜柱がありました。
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福ちゃん荘までの景色。林の中を進みます。
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そして福ちゃん荘へ。

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福ちゃん荘では宿泊やテント泊のほか、食事やお土産の購入もできますが、今回は利用せず。

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福ちゃん荘を過ぎると上の写真で使わせていただいた看板に。左は最初に雷岩に到着し、右は最初に大菩薩峠にたどり着くコース。

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自分は左の唐松尾根コースに進みます。
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唐松尾根コースは結構傾斜があり、最後の方は岩場の急登になるので息切れもですが足にくるコースでした。以下、雷岩までの様子を写真で紹介。f:id:insto:20231126095304j:image
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最後の方は足が重くて結構ヘトヘトになりましたが、なんとか登り切り雷岩へ到着。

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たくさん積まれた石の山。
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雷岩と記された看板。
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雷岩。雷岩の付近は開けたスペースが多く、皆さんここでご飯食べてました。自分も食べることに。

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ただ、富士山を見にきたはずなのに雲で見えない。登り始めた時は快晴だったのに……

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市街を一望できたのは良いのですが、富士山が見えず残念なので、昼食を食べ終えて一度大菩薩嶺山頂を目指すことに。

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大菩薩嶺の山頂までは雷岩からすぐでした。林の中を進みます。
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そして大菩薩嶺山頂に到着! 標高2057m!

大菩薩嶺山頂は木々に囲まれていて眺めは良くありませんでした。ただ今までのソロ登山では陣馬山の855mが自己最高だったので一気に更新。山頂のスペースはさほど広くありませんでしたが、ここでご飯食べてる方もいらっしゃいました。

山頂まで登ったのでまた雷岩へ戻ります。

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山頂から戻ると雲がなくなり、富士山が見えてました! 良かった!

以下、富士山と遠くに見える日本アルプスの写真です。木曽駒ヶ岳も見えました。

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富士山はやっぱり綺麗な山ですね。興奮してたくさん写真撮ってたらどれも似たような写真になってました。

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この風景がずっと変わらず昔からこの先にもあると思うと感慨深いものがある。
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と、雷岩と富士山を満喫したので下山します。

下山では雷岩から大菩薩峠を目指しますが、富士山を右手に見ながらの稜線歩きが気持ち良かったです。ただ一部泥でぬかるんでいる場所があり、滑りやすかったので要注意でした。

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上の写真を下ると大菩薩峠です。

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大菩薩峠に到着!ここからは山荘を右に折れてひたすら下山です。写真でご紹介。

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福ちゃん荘に到着!

大菩薩峠から福ちゃん荘までの道の方が歩きやすい道が多く、個人的には、登りも始めに大菩薩峠を目指して雷岩を目指すコースの方が初心者向けな気がしました。

福ちゃん荘に来たので、またバス停のあるロッヂ長兵衛を目指します。

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無事下山。

バスが来るまで時間があったのでロッヂ長兵衛へ。

内装綺麗でした。
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なめこ汁をいただく。アクセントのゆずが効いていて美味しかったです。何より体が温まって良かった。
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ぱんぱんの登山リュック。

今回初めての2000m級の登山だったので服も結構着込んだり持っていったりしました。ガスバーナーの火がつきづらかったのでガストーチも持って行って正解でした。今後の指標になった気がします。雪山は流石に登れないと思うのですが、低山だったら寒さもこの装備で行けそうです。

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そして帰りのバスに乗り、甲斐大和駅へ。

行きはバスの発車時間まで余裕がなくて見れませんでしたが、近くに武田勝頼銅像が建てられていました。

紅葉が綺麗ですが、駅の歴史を調べると、「武田勝頼一族が自害した天目山が駅北東にあり〜」(Wikipediaより引用)との記載があり、大菩薩嶺も心霊というキーワードでヒットするなど、そういう場所でもあるんだなと後から気付いた次第です。ただ山登り客も多く、山頂からの眺めも良いので、大菩薩嶺自体はすごく良い山でした! 『大菩薩峠』という長編小説があるらしいのでいつか読みたいと思います。

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以上、初めてのソロ百名山大菩薩嶺の登山日記でした。来年は山頂から遠くに見えた日本アルプスのどこかを登りに行きたいと思います!

百名山はさすがの展望の良さでしたが、山登り自体の楽しさは低山でも変わらないかもと思ったので、年内にまたどこかの低山に行って登山納めしようと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!

それではまた!

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【山登り日記】宝登山

こんにちは!

今回は埼玉県の長瀞町にある「宝登山」にいってきましたのでその日記です。

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まずは宝登山からの眺め。

 

今回のコースは、長瀞アルプスハイキングコースという、野上駅宝登山長瀞駅のコースに、道すがら観光名所の宝登山神社と岩畳を加えたコースとなります。

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駅の看板を使わせていただくと、黄色い線のコース。宝登山の標高が497.1mなので、下山後の観光も含めて歩きやすくてちょうど良いコースでした。

 

というわけで、まずは野上駅に向かいます。f:id:insto:20231112104940j:image

秩父鉄道のレトロな列車に揺られて到着。

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看板を引きで見るとこのような感じ。山々に囲まれている野上駅

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駅を出ると上の写真でも使わせていただいた、ながとろ観光案内が。長瀞アルプスハイキングコースの入り口を目指します。
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登山道入り口までは野上駅から出てまっすぐ行くと看板があるので看板通りに進みます。

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登山道までは普通の道路で民家の横を通り過ぎる感じでしたが、歴史を感じさせる塀もあって歴史を感じました。

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10分くらい歩いていると長瀞アルプスの看板があるので左に曲がります。
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曲がり角の萬福寺を右手に見ながらまっすぐ歩くと長瀞アルプス登山口でした。

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ここから登山道。長瀞アルプスハイキングスタートです。
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入り口には野生動物注意の看板が。熊が出るらしいので熊よけ鈴を装着。
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はじめは上の写真のような林の中を進んでいきます。写真でその道中をご紹介。
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このような道が続きますが、道中には民有林を通る箇所があってポストに100円を入れて進みます。

 

天気予報ではこの日は曇でしたが、晴れていて木漏れ日が気持ちよかったです。ただ熊が気になって折れた木の枝が風に吹かれてがさがさするだけでもびくびくでした。ソロ登山の身としては熊よけの鈴&すれ違う方とのこんにちはが、熊にこちらの存在を知らせる唯一の手段。すれ違う方がいると心強かったです。

 

民有林を抜けてまた歩きます。

今回のコースは途中に峠を挟むので途中アップダウンがあるところがありましたが、それほど急ではありませんでした。以下また写真でご紹介。

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尾根らしい所を歩いていると、一回普通のアスファルト道に合流します。ここからしばらく行くと宝登山山頂前の登山口になります。また写真でご紹介。
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アスファルト道を歩いていると毒キノコに注意看板があり、ここから宝登山山頂への山道となります。

ここまで比較的歩きやすい道が続いてましたが、ここからの登りがキツかったです。また写真でご紹介。

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山頂近くになると傾斜のある階段が続くエリアに入ります。このコースで一番ここがキツかったです。
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階段その1
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階段その2
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階段その3
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階段からの風景。
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階段その4。ここを登りきると、山頂です。

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そして山頂に。

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展望がよく、他の山も見れます。
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奥に見える台形の山が両神山。いつか登りたい。
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左の方の白い箇所が見える山が武甲山。ここもいつか登りたい。

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山頂は広く、椅子もあって休みやすい山頂でした。レジャーシートを広げている方も多くいらっしゃり、自分もレジャーシートを広げてここで昼ごはんに。

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蝋梅が有名らしいのですが、これはたぶん桜?
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また山頂には奥宮という神社も。

そこでバッジを購入。
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ロープウェイでも来ることができ、山頂から少し下ったところの駅。駅のそばには案内板や鐘などがありました。
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小動物園もありましたが満喫したので下山。長瀞駅を目指します。また写真でご紹介。
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無事下山。長瀞駅へ。

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途中にはライン下りの看板が。長瀞と言えばライン下り。今回は時間的に体験ならず。いつか乗ってみたい。

 

駅までの道の途中に宝登山神社、そして駅の向こう側に岩畳があったので観光しに行くことに。
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宝登山神社
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岩畳。長瀞の川の緑が印象的でした。あとは岩が畳のようでした。そのまんまですが。
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そしてレトロな長瀞駅へ。

 

まとめ。

宝登山ははじめてでしたが、登りやすくて下山後も観光できて楽しかったです。山登りは家族連れやお年寄りの夫婦が多く、山頂や下山後の観光地ではカップルや女子旅をされてる方も多い印象でした。観光バスも走っていたりと人気が伺えた長瀞

日帰りで行きましたが、泊まって秩父の他の山に行っても良かったなあと思いました。

次は1000mくらいの山を目指そうと思います!

以上、ここまでご覧いただきありがとうございました! それではまた!
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【ボードゲーム日記】In the Year of the Dragon(ドラゴンイヤー)

こんにちは!

今回は「In the Year of the Dragon」(以下「ドラゴンイヤー」)を少し前に遊びましたのでその感想です。

遊んだと言っても一人二役で遊び方を確認して終えたので厳密に言うと触ったという感じになります。

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まずは基本情報から!

プレイ人数は2〜5人(BGGベストは4〜5人)、ゲームシステムは、アクションドラフト、イベント、ハンドマネジメントと書いてありました。

今回は一人二役で遊びましたが、BGGにソロヴァリアントもありましたので、一応ソロでも遊べそうです(今度試してみます)。

 

「ドラゴンイヤー」の作者はフェルトさんで、かなり初期の作品にあたります。2007年の作品とのこと。

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ざっくりどんなゲームかと言うと、ゲームのタイトルでもあるドラゴンイヤーつまり辰年が中国にとっては悪いことが起きやすい厄年みたいな年らしく、そのやってくる災厄に備えてプレイヤーがアクションを選択して訪れる災厄を最小限に抑えられるよう工夫したり、また良いイベントもあるのでそこで勝利点を取れるようにしたりしていくゲームです。

 

最終ラウンドまで、毎ラウンドどのようなイベントが発生するかは初めから公開されている(セットアップの段階でイベントタイルをランダムに表向きで置いていく)ため、各プレイヤーは悪いイベント(飢饉や感染症など)だったらそれに備え、良いイベント(花火やモンゴル兵)だったらそれに合わせて勝利点を伸ばすようにアクションをしていく流れになります。

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プレイヤーがするアクションとしては、ドラフトでのアクション選択、手札のカードを使っての人物雇用、イベント処理の3つ。

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上の写真の下の方に宮殿と人の顔が書いてあるタイルがありますが、これが手札のカードを使って雇用した人物で、アクションドラフトで選んだアクションのボーナスとか、イベント処理時のボーナスとか、ゲーム終了時の得点計算時にボーナスを生む要素になります。宮殿の階数が雇える人数を示していて、宮殿自体もアクションで増やすことが可能です。

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アクションドラフトで選択するアクションは、資源の獲得や宮殿の増築なので、ルール自体はシンプルです。

ただし、資源が足りないなど、毎ラウンドのイベントをこなせないと、その代償として足りない資源分を人物タイルで払うことになるので、うまく人材管理とコスト管理しないといけない。これが結構ままならなくて、アクション選択の面白さとか宮殿の計画設計の悩ましさに繋がっていて楽しかったです。
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昔のフェルトさんのゲームですが、シンプルながらにゲーム性は面白いので個人的には結構好きな部類のゲームです。

あとはこの頃のaleaさんのタイルの質感が好きなのでコンポーネントも気に入りました。

BGGにはアートワークがいまいちという声もありましたが、このなんとも言えない感じが味があって自分は好きな方です。笑

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以上、まだきちんと遊んでないので今日はここまで。ソロヴァリアントを遊んだらまた更新したいと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました。それではまた!

【ボードゲーム日記】Forests of Pangaia(パンガイアの森)

こんにちは!

このブログもこれが108件目となりました。

そんな煩悩の数と並ぶ今回の記事は、『Forests of Pangaia』のプレイ日記となります。

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この写真だけでも良さが伝わりそうな気もしますが、まずはBGGの基本情報から。

『Forests of Pangaia』の発売年は2022年。プレイ人数は1〜4人(BGGベストは3人)で、ゲームシステムとしては、エリアマジョリティ、パターンビルディング、セットコレクションなどがあげられていました。

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簡単に言えば木を生やすゲームです。

はじめに配られるコマ(精霊コマや木コマや種コマ)を使って、ボード上で精霊コマを動かしたり、種を植えたり、木を生やしたりしながら、目標カード(非公開と公開のものがあります)に書かれた条件(木の道を作る/周囲に木を生やす/1本の木を高くする)を達成して勝利点を獲得していくゲームになります。

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上の写真のカードが勝利点に繋がる儀式カード。イラストがどれも美麗です。

下にあるアイコンが勝利点を得られる条件になり、この場合は水エリアにある自分の木コマの周囲の木を含めて得点化するものになります。

このカードで得点化すると、その得点化にカウントした自分の木だけ一段階枯れて、木の高さが低くなったり種に戻ったりするので、盤上も木が生えたり萎れたり新たな木が生えたりとプレイしながら変わっていきます。

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種として扱う木の葉のトークンが……
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ラウンドを経ると木に。種は手元に戻ってきます。

 

他プレイヤーも同じ場所に種を植えることができ、その時は種の数の多さと、タイだった場合は周囲に多くの木コマを植えてある方が木を生やすことができるので、マジョリティ要素もあります。f:id:insto:20231104075151j:image 

また集めた資源と交換する形で、既存の木の上に個人ボードにある木の傘を置いて木を上に伸ばせたり、それによってアンロックやボーナスもあるため、ルールはシンプルですが考える要素はちゃんと用意されているゲームでした。

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プレイしていくと、木がどんどん生える。

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カードの勝利点条件に合わせて木を生やしては得点化していく。
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上のカードは上に伸ばせば伸ばすほど高得点になるカード。黄色い木が傾くほど伸びています。
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これを公開されている儀式カードが尽きるまで各プレイヤーが繰り返します。

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いろいろ書いてきましたが、総評としてはゲーム性もシンプルですが木で道を作ったりするのが楽しく、なんと言っても自分に刺さったのはコンポーネントや美麗なイラストでした。

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趣味の山登り感を味わえないものかと期待して購入したゲームでしたが、想像以上に満足でした。木々の中を歩いてる時の雰囲気が楽しめる気がする。
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特にカードには苔むした木が描かれていたりするので、そう言うカードを見ると癒されます。

 

以上、短いですが今回はこれにて終了します!

これからも山や森っぽいボードゲームがあったら集めいこうと思いますので、楽しみにしていただければ幸いです!

 

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました!

 

それでは、また!

【雑談】2023年遊んで面白かったボードゲームたち

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こんにちは!

2023年もあと少しで終わりということで、今年遊んで特に面白かったボードゲームをまとめたいと思います!

とは言え、まだ11月の現在。12月にはボードゲームの祭典であるゲームマーケットも控えているので、まとめるのは少し早い気もしますが、ゲームマーケットのことはまた別で書くとして、ひとまず現時点のものを書いていきたいと思います。

今年は前年のソロ部門とマルチ部門に加えて、自分の趣味にまつわるマイホビー部門も追加!

それではまずソロ部門から。

 

ソロ部門

今年は夏くらいから山登りをはじめて、ひとりでボードゲームを遊ぶ機会も少なくなりましたが、それでも遊んでいて「これは!」と思うものを以下にご紹介いたします! 

 

トラヤヌス

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まずはフェルトさんの名作『トラヤヌス』!

公式ソロモードはないのですが、BGGで見つけたソロヴァリアントを使用して遊んでみたところ、これが評判通りの面白さでした。

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マンカラを使ったアクション選択(+ボーナス)が特に好きなのですが、アクションもセットコレクション/マジョリティ/先取りなど、基本的に全て得点につながるので、どこでポイントを伸ばそうか考えるのも悩ましくて楽しかったです。

これだけ色々な要素で得点が取れるとなると、バランス面が心配なものですが、うまくまとまっていてフェルトさんすごいなという感じです。

 

ブリュージュ

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2作品目は『ブリュージュ』です。

これもフェルトさんのゲームで公式ソロモードはないのですが、BGGにいくつかソロヴァリアントがあって楽しめました!

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まず、アートワークがめちゃくちゃ好きです。

ゲーム性はカードゲームとなり、カードをプレイして家(カード)を建てたり、そこに人(カード)を住まわせて能力とか勝利点獲得したり、川(ミントガムみたいなトークン)を引いたり、災害(ピザみたいなトークン)の対策をしたりするのですが、ハンドマネジメントが好きなのでこれはかなり気に入りました。

今は販売が終了していて普通に購入できないのが残念ですが、シティコレクションのうちの一作としてリメイクが決定しています。

 

『カヴェルナ』

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3作目は『カヴェルナ』です。

これは公式ソロモードもあり、前々から気になっていたのでやっと遊べました。ワカプレが好きなので、案の定楽しかったです。

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ドワーフのコマを戦いに出してレベルアップさせるのも好きでしたが、作物を植えるとぽこぽこ増えていくのがめちゃくちゃ好きでした。

ウヴェさんのゲームは乱暴な言い方をすると、基本ワーカープレイスメントで、『アグリコラ』にせよ、『オーディンの祝祭』にせよ、『アティワ』にせよ、やっていることは同じなのですが、実際遊ぶと異なるプレイ感を覚えるのが不思議です。

テーマが違うからなのか、微妙にタイルとかカードの効果が違うからなのか、『オーディンの祝祭』はタイルプレイスメントもありパズル的なので違うのも分かる気もする。

言えるのは、ソロでも遊べるようにソロモードをいつも用意してくれてありがとうということ。そして面白そうなのが出ればまた買うだろうなということです。

 

『ガイアプロジェクト』

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4作目は『ガイアプロジェクト』。

これもかなり人気の高い作品&ソロモードの評判が良かったのでめちゃくちゃ楽しみにしてたゲームです。

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準備にかかる時間やルールの難しさから、いわゆる重ゲーに値するゲームですが、他のゲームにはない熱中度と言うか遊んでいて夢中になれるゲームです。

このラウンドはこれをすると勝利点が伸びるからそれを狙いたいけど、でもそれにはまずこれをする必要があるな、いや、でもこの先に備えるとしたらこっちかな…… でもこの施設大きくしたら収入が…… みたいな感じで、これとかそれとか多くてうまく説明できてなくて申し訳ないのですが、毎ラウンドで考えることが多く、それが嫌なベクトルではなく知的興奮に向かうので大変満足でした。

ただ自分は中量級のゲームが好きなのであまり何回も遊ぶ感じではなかったです。アプリとかもあるので、そっちを買って遊ぶのもありかもしれません。

 

『ホワイトキャッスル』
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最後は最近遊んだ『ホワイトキャッスル』。

これも公式ソロモードがあり、ゲーム性としてはダイスを使うワーカープレイスメントになります。

まだそれほど遊んでないのと、かつソロモードが難しすぎてここに加えるのを迷ったのですが、コンボが繋がったときの楽しさとワカプレが好きなのもあり他の4作に比べると一段落ちますが入れてみました。

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全部で9手番しかないので、その中でベストを尽くす楽しさというか苦しさがあるゲームです。基本資源かつかつです。

ボードゲームは資源潤沢な時よりも、借金スタートだったり資源かつかつだったりするゲームほど印象に残ったり楽しめたりすることが多いのが面白いですよね。

あとゲームと関係ない部分ですが、良心的な価格なのも『ホワイトキャッスル』は嬉しかったです。

 

以上、ソロ部門でした。 次はマルチ部門になります。

 

マルチ部門

2023年も月1くらいのペースでお世話になっているボードゲーム会に参加させていただきました。

遊ばせていただくゲームはどれも基本面白いのですが、その中でも特に印象に残ったものをご紹介いたします! だいぶ前に遊んだものもあり、説明がふわっとしていますがご了承ください。ボードゲーム会の皆さま、今年も参加させていただきありがとうございました!

 

『オートモービル』

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まずは『オートモービル』。

自動車を生産して販売するゲームなのですが、面白かったのは、需要がラウンドごとで変わるため、車をたくさん作ったからと言ってそれが全部売れるとは限らず、他のプレイヤーと順ぐり順ぐり売っていくので、自分の売るターンが回ってきたら売れずに在庫として残ったら負債というデメリットになる点。

もちろんそうならないようにアクションで優先的に売れるようにしたりなどもできるのですが、何台をいくらで売るのかをあれこれ考えて、他プレイヤーと読み合いをするのが楽しかったゲームです。読みが当たってぴったり売れた人をすごいと喜んだりとか。

実在の人物や車種も出てくるので、クラシックカーが好きな人もきっと気に入るゲームだと思います。こういうゲームは中々ソロだと楽しめないので遊ばさせていただけて嬉しかったです。

 

『エルグランデ』

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去年もあげましたが、『エルグランデ』です!

もうこれは殿堂入りにしてもいいかもしれない。それくらい何回遊んでも楽しいゲームです。

基本的にはコマを置いてマジョリティ争いで得点を稼ぐゲームなのですが、カードの効果や、置くコマの数とか、行動順とかのバランスというかシステムが本当によくできていて、また毎回他プレイヤーが予想とは違う動きを取るため自分の計画も変わってきたりと、複数人でボードゲームを遊ぶ楽しさが凝縮されている気がします。

日本語版の発売が決定しているので、ソロで遊べないですが購入するかもしれないくらい気に入っております。

 

『ニゴイチ』

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『ニゴイチ』、すごく面白かったです。

プレイ人数x2+1個の番号とキーワードが場にあって、各々シークレットで番号2枚が配られ、その2つの番号にあるキーワード2つをどうにかくっつけて1つのワードとして出し、みんなで何と何のキーワードなのか推論して、余った1つのキーワードを当てるというこのゲーム。

何が面白いってどうにもくっつかなそうなキーワード2個が来た時に1ワードにする激ムズさ。そして伝わるかわからない1ワードから2語を当ててもらった時の嬉しさ。

ワード系のゲームで本当おすすめです。ソロだと遊べないので買ってませんが、面白かった。

 

『チャイナタウン』

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『チャイナタウン』も面白いゲームでした!

交渉ゲームで、自分は交渉と聞くとちゃんと交渉できるのかと不安になるタイプの人間なのですが、『カタン』と同じく、この『チャイナタウン』もゲームが一旦はじまれば、自然と交渉する流れになるのがすごい。

ゲーム的には番号の付いた区画カードとお店のタイルを毎ラウンドランダムで数枚配られ、お店タイルをなるべくゲームボードの区画同士が隣り合うように配置して繋げることで高得点(収入)を狙うのですが、交渉でそこの区画とこっちの区画交換してとか、このお店タイル付けるからここの区画ちょうだいとか、基本なんでもありの交渉がすごい新鮮かつ面白かったゲームです。

ウィンウィンの関係になりやすく、共闘したり共同経営にして収益分配したりと他プレイヤーとのやり取りが盛り上がるゲーム。

 

『マーリン』
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最後はフェルトさんの『マーリン』。

遊んだのが前なためあまりゲーム性は覚えていないのですが、円形のトラックを指で数えながら次あそこにコマ止めてこのアクションしようかとか考えるのが楽しかった気がします。

ゲーム会ではよくフェルトさんのゲームを遊ばせていただいて『ノートルダム』や『La Isla』とかも遊ばせていただいたのですが、全部好きでした。

 

以上、ソロ部門とマルチ部門で今年遊んで楽しかったボードゲームでした! 

 

ここからは少しテイストが異なるマイホビー部門です。上記にあげたボードゲームはゲーム性や面白さの点から超絶オススメできるゲームですが、マイホビー部門は異なります。

とにかく今年自分に刺さったボードゲームを紹介するコーナーで、面白さよりは雰囲気とかアートワークとかが重視になります!

 

マイホビー部門

 

【山登りの部】

今年新たな趣味ではじめた山登り。

ボードゲーム好きとしては山登りの雰囲気をゲームでも味わえないだろうかと思って探すわけです。

そこで出会ったのが以下のゲーム。

 

『トレイルズ』

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まずはこの箱絵とカードの雰囲気が良い!

ゲーム性はかなりシンプルなのですが、アートワークがとにかく刺さりました。
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山頂までの林の中あんな感じだったなとか、開けた場所の景色に似てるなとか、アートワークから山登りの雰囲気を感じられるのが『トレイルズ』。

昼と夜でイラストが変わって夜になるとエモい描写があるのがまた憎い。

 

そしてつい最近購入したもうひと作品。

 

『フォレスツオブパンガイア』

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山というか森ですが、このボードゲームはなんと言ってもコンポーネントとイラストが素晴らしい。
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山登っているとここまで大きくなるのに何百年かかったんだろうみたいな木もあり、木の生命力の強さとか荒々しさを感じるのですが、なんかそういうものを感じさせるゲームです。

ゲーム的には木を成長させたり木の道作ったりするゲームなのですが、とにかく雰囲気が良い。コンポーネントってやっぱり大事だなと思わせてくれたゲームでした。

 

【美術の部】

今年は美術館にもよく行ったので、もちろんボードゲーム好きとしては、美術テーマのボードゲームを探し、元から持っていたのもありますが今年印象に残ったのは以下2作でした。

 

ギャラリスト

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ラセルダさんの『ギャラリスト』。

アートワークが良いですよね。このパッケージ自体が現代アートみたいな。

ゲーム性もワカプレとかそこから派生する各種アクションが面白いのですが、少し前のゲームなので今遊ぶと少し物足りなく感じる方もいるかもしれません。
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とはいえ、美術館テーマのボードゲームならこれ以外にないのではと思えるくらいの素晴らしいアートワーク。しかもギャラリストというタイトルの名の通り、自分のギャラリーにアーティストの作品が並んでいくので、美術が好きな方におすすめのゲームです。

ソロモードもあり、ルールもラセルダさんの中ではわかりやすい気がする。

 

パスティーシュ

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前々から気になっていた『パスティーシュ』。

本物の絵画を題材にしてるので、テーブルの上に広げると想像以上に美術館みたいになりました。
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ゲーム性的にはヘキサゴンタイルの色と色を合わせて該当する絵の具カードを入手し、絵画の完成に必要な絵の具が集まったら絵画を完成されてそのタイルをゲットするみたいなゲームです。

 

【物語の部】

本も好きなので小説とか物語テーマのボードゲームも探してました。

 

アラビアンナイト

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その名の通り千夜一夜物語を題材にしたゲームです。販売中止になっていて中古で買ったのですが、新しく円卓の騎士バージョンが作られているようなのでそちらも気になる。
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ゲームとしては地図上を移動しながらカードを引いてその番号に該当する冊子のページを開き、物語を進めていく感じになります。


ロビンフッドの冒険』
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こちらの方が知ってる方は多いかも。

これは章ごとに本を使って物語を進めるゲームですが、一枚マップで全部やるのが新鮮でした。

あと移動方法も変わっていて面白かったです。
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ソロでも遊べますが、これは多人数で遊んだ方が良いかもしれません。これをきっかけにロビンフッドの冒険を読みましたが、自分の読んだ話のロビンフッドだと、弓の大きさが体の大きさくらいのデカい弓だったので、弓そんな大きいんだ……と思ったのが最初の驚きでした。

 

以上で今年のふりかえり終了です。長文な上にまとまりのない文章ですが、ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

それでは、また!

【山登り日記】陣馬山〜景信山〜小仏城山〜高尾山

こんにちは!

今回も山に登ってきたので日記にしたいと思います。行った山は、陣馬山→景信山→小仏城山→高尾山の縦走コースです! 初めての縦走だったので疲労困憊になりましたが、山頂からの景観もよくて良いコースでした!

ちなみに、自分はよく聞く縦走がピンと来なかったのですが、「登山で、尾根伝いに歩き、多くの山頂を踏んでいくこと。縦断。(現代術語辞典)」とのことです。でも走の漢字があるせいか縦走って聞くとトレイルランなイメージ。

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まずは陣馬山での一枚。

陣馬山を選んだのは、800m級の山に登りたかったのと、この前高尾山を登った時に陣馬山への縦走コースを知り、トライしてみたくなったからです。

YAMAPさんのアプリから画像を引用すると、16.6kmのコース。ゆっくり目の休憩を含めて大体8時間掛かりました。

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(画像引用: YAMAP)

コースのスタート地点は左上の「陣馬高原下」になります。高尾駅北口からバスが出ているので、まずは高尾駅へ。

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到着。この前は気付きませんでしたが、ホームに天狗の石像がありました。どうやって運んだんだろうか。
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そして高尾駅北口へ。1番のバス乗り場から陣馬高原下に向かいます。

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到着。結構たくさんの方が乗ってました。

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天狗「ようこそ!」

バスを降りた先には案内マップがありました。

見切れてますが、高尾山への縦走コースだと陣馬山から右下の方へ向かっていきます。
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ということで、ここから陣馬山の登山スタートです。

和田峠陣馬山の看板があるので道なりに進みます。
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最初はアスファルト道です。車もたまに通ってました。この道がゆるい傾斜がついているので、ゆっくり歩いていても結構疲れました。
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そしてアスファルト道の横には沢が。この沢に沿って歩いていく感じです。水が澄んでいて綺麗でした。
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しばらく歩くと新ハイキングコース入口に到着!

ここから山道になります。
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この新ハイキングコースですが、結構長くて大変でした。段差のある箇所も多く、体感としては階段を2段飛ばしでずっと登っている感じで、休み休み登る感じでした。慣れている方は息切れせずとんとん登ってきてすごかった。
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どんどん登ります。山頂が遠い……

登っている時の景色は大体上の写真のような林?森?の中を進みます。

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これは花というか草? 写真検索したらルイヨウショウマでキンポウゲの一種とのこと。きりたんぽ型。
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登り続けていると山頂と和田峠の看板が。

ここで自分はこのコースが和田峠コースではなかったことに気づく。
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山頂を目指します。

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山頂近くは綺麗めな階段がありました。他のコースから来るとこの綺麗な階段を登ってこれるみたいでした。
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そして山頂へ。遠くに白い馬の頭が見える、
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陣馬山山頂に到着!
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陣馬山を象徴する馬のモニュメント。
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山頂は高原だけあって見晴らしが素晴らしかったです。あと広くて高原を移動すればほぼぐるっと開けた展望を見れました。
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山々の稜線が奥の方まで見える。

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石碑もありました。遠景の山がまた良い。
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陣馬山茶店も2件あって大盛況でした。

自分はバッジを購入。

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あとけんちん汁も購入。疲れた体に染み渡る美味しさ。山なのに海を感じる味でした。

陣馬高原が広くて展望がすごい良くて、野原にレジャーシートを敷いて、ここでコーヒー飲んだり本読んだりするのもありかもと思ったものの、せっかくなので初めての縦走に挑むことに。

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まずは景信山を目指します。
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景信山までの山道はこのような感じの道が続きます。
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高尾山までの距離がわかる石標みたいなのもありました。
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木々が気持ち良い。

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途中には明王峠が。
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陣馬山から標高の低い高尾山を目指すので勝手なイメージでゆるやかな下りが続くのかなと思ってましたが、たまに登る箇所もあり、また登っていると上の写真のような少し開けた場所にでます。
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木々の合間にうっすら見える山の稜線。

この開けた場所を抜けるとまた山道へ。

文章でかくとあっという間ですがこの時点でかなり歩いていて足の疲労もすごかったです…… 普段運動をしていない弊害を感じる。

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また山道に入り、歩いていると看板が。現在地も気になるけど、その下の注意書きの方が気になる。
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最近クマに襲われるニュースが増えているだけに要注意です。

言われてみると景信山に向かう山道は出てもおかしくない雰囲気でした。視線が通る場所はまだ良いのですが、腰の高さくらいの茂みを通るところは少し怖かったです。気持ち歩くスピードも速くなりました。

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そんな感じで歩いていると景信山の頂上へ。

この最後の登り前の道も結構キツかったです。
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景信山に到着!
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陣馬山も凄かったですが、景信山もすごかったです。平野を地平線の遠くまで見れる。

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天気は良かったのですが、富士山は見れずでした。

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ここで休憩することに。茶店もあり、バッジを購入して、コンロを使いますと一声かける。

コーヒー飲むのがひとつの楽しみになってきています。
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今日の本のお供は『空へ』。

まだ初めの方ですがエヴェレストの発見からネパール政府の登山料の話とか知れて面白い。
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景信山の山頂の様子。

休憩できる椅子やテーブルがすごく多くて良いなと思いました。この山頂もですが、少し降りたときところにもかなりの数用意されていました。

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そして景信山は鬼滅の時透くんの出身地ということで、聖地巡礼の地でした。
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満喫したので、小仏峠と高尾山方面へ。

小仏峠はなんとなく渋滞の起点なイメージ。
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小仏峠までの山道。結構傾斜ある道や石で足を取られてやすい道も一部ありました。
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小仏峠に到着。
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石碑もありました。どんどん歩きます。
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そして小仏城山に到着!
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陽が傾いてきていますが、眺めは良かった。

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この辺まで来るのに足が疲れていたので新たなギアのトレッキングポールを導入。足への負担を減らせて良かったです。陽が沈みそうなので急いで高尾山へ向かいます。

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途中咲いていた花。

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高尾山への道は綺麗に舗装されていたので歩きやすいところが多かったです。
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下ります。
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だんだん暗くなってきましたが進みます。
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この時まだ明るかったのですが、この後急に暗くなってきます。
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最後の方は真っ暗に。

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そして真っ暗な中高尾山山頂に到着!

ヘッドライトがなかったため最後の方はスマホのライトでしのぎましたが、夜の山道は危ないですね。ヘッドライトを買おうと思いました。
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山頂は真っ暗なので人も少なかったです。

ナイトウォークで夜の動物を探すツアーみたいなのをやっている方々もいらっしゃいました。
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気付いたらすっかり夜。18時でこの暗さ。陽が沈むの早い。
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人がいないので写真撮り放題です。
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この前触らなかった開運の蛸もあやかり放題。

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夜はまた違う雰囲気。近くのサル園のサルがすごい騒いでました。
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夜景。
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もう足元すら見えない暗さなので帰りはケーブルカーで。
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山道の暗さ味わったのでこの明るさにホッとする。

そしてケーブルカーを見てジョジョを思い出す。あの頃のブチャラティはやばかった。
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そして高尾山口に到着。この前は気付きませんでしたが、温泉は駅内から行けました。
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ライトアップされた高尾山口駅

と、ここで今回の初めての縦走は終了です。

大体8時間で、このブログでまとめているとあっという間ですが、すごい歩きました。楽しかったですが、今度は日の沈む前に挑戦したいと思います!

あとはクマが怖いので鈴とかも買おう。

 

以上、ここまでご覧いただきありがとうございました!それではまた!

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