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【ボードゲーム日記】In the Year of the Dragon(ドラゴンイヤー)

こんにちは!

今回は「In the Year of the Dragon」(以下「ドラゴンイヤー」)を少し前に遊びましたのでその感想です。

遊んだと言っても一人二役で遊び方を確認して終えたので厳密に言うと触ったという感じになります。

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まずは基本情報から!

プレイ人数は2〜5人(BGGベストは4〜5人)、ゲームシステムは、アクションドラフト、イベント、ハンドマネジメントと書いてありました。

今回は一人二役で遊びましたが、BGGにソロヴァリアントもありましたので、一応ソロでも遊べそうです(今度試してみます)。

 

「ドラゴンイヤー」の作者はフェルトさんで、かなり初期の作品にあたります。2007年の作品とのこと。

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ざっくりどんなゲームかと言うと、ゲームのタイトルでもあるドラゴンイヤーつまり辰年が中国にとっては悪いことが起きやすい厄年みたいな年らしく、そのやってくる災厄に備えてプレイヤーがアクションを選択して訪れる災厄を最小限に抑えられるよう工夫したり、また良いイベントもあるのでそこで勝利点を取れるようにしたりしていくゲームです。

 

最終ラウンドまで、毎ラウンドどのようなイベントが発生するかは初めから公開されている(セットアップの段階でイベントタイルをランダムに表向きで置いていく)ため、各プレイヤーは悪いイベント(飢饉や感染症など)だったらそれに備え、良いイベント(花火やモンゴル兵)だったらそれに合わせて勝利点を伸ばすようにアクションをしていく流れになります。

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プレイヤーがするアクションとしては、ドラフトでのアクション選択、手札のカードを使っての人物雇用、イベント処理の3つ。

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上の写真の下の方に宮殿と人の顔が書いてあるタイルがありますが、これが手札のカードを使って雇用した人物で、アクションドラフトで選んだアクションのボーナスとか、イベント処理時のボーナスとか、ゲーム終了時の得点計算時にボーナスを生む要素になります。宮殿の階数が雇える人数を示していて、宮殿自体もアクションで増やすことが可能です。

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アクションドラフトで選択するアクションは、資源の獲得や宮殿の増築なので、ルール自体はシンプルです。

ただし、資源が足りないなど、毎ラウンドのイベントをこなせないと、その代償として足りない資源分を人物タイルで払うことになるので、うまく人材管理とコスト管理しないといけない。これが結構ままならなくて、アクション選択の面白さとか宮殿の計画設計の悩ましさに繋がっていて楽しかったです。
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昔のフェルトさんのゲームですが、シンプルながらにゲーム性は面白いので個人的には結構好きな部類のゲームです。

あとはこの頃のaleaさんのタイルの質感が好きなのでコンポーネントも気に入りました。

BGGにはアートワークがいまいちという声もありましたが、このなんとも言えない感じが味があって自分は好きな方です。笑

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以上、まだきちんと遊んでないので今日はここまで。ソロヴァリアントを遊んだらまた更新したいと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました。それではまた!