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【ボードゲーム日記】「トラヤヌス」

こんにちは!

今回は「トラヤヌス」をソロプレイで遊んだのでその感想です。

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トラヤヌス」は、日本語版がリゴレさんから出ており、ゲームのジャンルとしては主にマンカラです。他にもBGGにはオープンドラフト、ハンドマネジメント、セットコレクションなどもメカニズム欄に書かれておりました。

 

デザイナーはステファン・フェルトさん。

トラヤヌス」はフェルトさんの作品だと、「ブルゴーニュ」に次いでBGGランキングで高い評価を受けてたのでずっと気になっていた作品です。

正月に買って家に積んだままだったのでようやく遊べました。笑

 

日本語版が出ていることから、実際に遊んだ方も多いと思いますので、今回は紹介というより、雑談記事にしたいと思います。
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まず「トラヤヌス」は、なんと言っても「マンカラ」のシステムが面白い!

 

2人用の伝統的な「マンカラ」そのものを遊んだ方も多いと思いますが、皆さんが最初に遊んだ「マンカラ」システムのボードゲームは何ですか?  自分は「ファイブトライブス」で、「マンカラ」ってこんなに楽しいんだと感じた作品です。

 

古来からあるゲームが形を変えて現代のボードゲームでも遊ばれてるのもなんかロマンありますよね。

自分は「マンカラ」そのものは遊んだことがないのでいつか遊びたい。

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上の写真にあるお皿1枚から全部のコマを取って、時計回りに右隣のお皿へと一個ずつ置いていき、置き終わった位置のアクションやボーナスを獲得するのが、「トラヤヌス」のマンカラ。

 

もちろん、このシステム自体も面白いのですが、「トラヤヌス」は他にも面白いところがいろいろとあり、箇条書きにして書いて行くと、

 

・勝利点を伸ばす選択肢の多さ(ポイントサラダ)

・ラウンド終了時に発生するコスト

・マンカラ時に動かすコマの個数に連動したラウンドのタイムカウンター

・カードやタイルを集めるセットコレクション要素

・ボーナスタイルの獲得や+1アクションなどでコンボも狙える

・1人でも遊べる非公式のソロヴァリアント

 

など、思い出しながら書いてもこれだけたくさんあります。

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上の写真はゲームボードと個人ボードですが、「トラヤヌス」はルールもシンプルでいいですよね。

基本的にはマンカラしおわった箇所の対応アクションをするだけですが、得点に繋がる選択肢の多さから単調さは感じず、いい塩梅の悩ましさというか、ラウンドを重ねるたびに、あのアクションを行いたいけどコマ数が合わずにできないなどのもどかしさもあって別のアクションで勝利点を伸ばす算段を考えるのがまぁ楽しい。

 

そして今回は非公式のソロヴァリアントで遊んだのですが、ソロヴァリアントも大変よくできています。

以下は今回遊んだヴァリアントのBGGリンク先です。

 

シンプルなソロヴァリアント↓

https://boardgamegeek.com/thread/2089821/simple-solo-variant

人気の高いOptimusソロヴァリアント↓

https://boardgamegeek.com/filepage/120285/trajan-optimus-solo-rules-trajan

 

どちらも面白かったですが、オススメはOptimusヴァリアントです。仮想敵を相手に戦うヴァリアントで、以下のようなGitHubのアプリもあり、処理も簡単で楽しめました。対戦相手の得点も累計で出してくれているため親切。ただタイムカウンターを動かし忘れやすいので要注意です。

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書くことも少なくなってきましたので、あとは写真で振り返っていきます。まずはこちら。
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ゲームが進んでいくと、盤上も賑やかに。

これは「トラヤヌス」に限らずボードゲームの良いところですね。「トラヤヌス」はミープルを各地域に派遣するアクションもあるので面白い。

 

次はこちら。

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セットコレクション要素でもあるカード。

同じカードを集めるか、異なるカードを集めるかによって得点の取り方が変わってくるのでこれも楽しい。

 

次はこちら。
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こっちはタイルのセットコレクション要素。

これは縦横に隣接したタイルにしかミープルをおけないのですが、これがまた良い縛りになってる。

あとはじめてこのタイル取るとボーナスでアクションできるのも気持ちいいポイントでした。

 

次はこちら。

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これは純粋にアクションするとマーカーを右に動かして勝利点がもらえるアクションなのですが、ゲーム終了時に特定の条件を達成していると勝利点が得られるボーナスタイルが先取りでもらえるアクションなので大事なアクションです。

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以上、ざっとボードゲーム日記として「トラヤヌス」を振り返りましたが、マンカラが特徴な楽しいゲームだと思います!セットコレクションだけみると「ファイブトライブス」と似ている部分も感じますが、その他のアクションや毎ラウンド発生するコストなどの制限がまたいい味となってこのゲームに深みを与えてくれています。

 

以上、「トラヤヌス」の感想でした!

ちなみに自分は正月の自作福袋企画で中古で買ってしまいましたが、リゴレさんから出ている日本語版新品も中古とさほど値段は変わらず、昨今の高いボードゲームと比べても良心的な価格ですので、気になった方はぜひリゴレさんから出ている日本語版の「トラヤヌス」を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました!

それでは、また!