こんにちは。
本日は「イーオンズ・エンド」についてご紹介いたします。
いつも通りきっちりしたブログではございませんが、個人的に良かった点や気になった点を書いていきますので、ご参考にしていただければ幸いです。
【基本情報】
タイトル:『イーオンズ・エンド』(原題:Aeon's End)
販売::アークライトゲームズさん
プレイ人数: 1〜4人
プレイ時間: 60分
【どんなゲーム?】
協力型デッキ構築ゲームになります。
共有サプライにある宝石・遺物・呪文カードを獲得して自分のデッキをどんどん強くしていき、グレイヴホールドという最後の砦を壊滅させられる前にネメシスという敵を叩くゲームとなります。
「イーオンズ・エンド」の特徴は、一般的なデッキ構築とは異なり、自分の山札がなくなったら、捨札をシャッフルせずにそのまま(うらがえして)山札としてドンと置くところです。このシャッフルしないという所が特徴なのですが、やってみると意外と普通のデッキ構築と大きくは変わりません。
あとは協力型という点です。自分のデッキを強くしつつも、仲間のメリットとなるスキルを発動したり、カードの効果で圧縮やカードの循環を促したり、その他ボスを先に攻撃する?お邪魔な敵からやっつける?どっちがダメージ受ける?など協力して戦うのが楽しいゲームだと思います(自分はソロしかやってないので妄想も入っております)
【BGGの評価】
BGGの評価を参考までに掲載すると、2020年5月時点で評価8.0、総合ランキング76位、2019年のPeople's Choice Top 200 solo gamesで4位となっております。
ソロの順位が高いですが、これは「Aeon's End: Legacy」が2019年に発売されたためオリジナルの本作の方に票を入れた方がいてグンと上がったのではないかなーという気がします。なので本作単体というよりもシリーズ全部あわせての順位と考えたほうがいいかもしれません。
参考までにソロのリンク先を掲載(英語):
https://boardgamegeek.com/geeklist/264253/2019-peoples-choice-top-200-solo-games-200-1/page/8
【BGGの評価はわかったけど、おもしろいの?】
おもしろいです!個人的にデッキ構築が好きな方はドハマリすると思います。
また、ソロで遊べるゲームでデッキ構築を黙々とやりたい方にもおすすめです!
以下、良い点と気になった点をざっくばらんにあげていきます。
【良い点】
キャラクターの豊富さ
「破孔魔術師」と呼ばれるプレイアブルキャラクターが8体もいます。
それぞれに異なる背景ストーリー、初期手札、特殊能力などが用意されているため、使用感を試してみたり、お気に入りのキャラクターを見つけて追求してみたりするだけでも繰り返し楽しめると思います。好きなキャラクター同士で勝手に裏設定的なのを考えて遊んだら結構楽しめました。
ちなみに自分の奥さんはキャラクターのビジュアルにいまいち惹かれなかったらしいですが、ビデオゲームの洋ゲーに慣れている方なら、いい感じじゃない?って感じのビジュアルだと思います。そこら辺もあわせてお楽しみください。
カードの豊富さ
これはデッキ構築系のゲームなので当たり前なのかもしれないですが、カードがたくさんあるため様々なカード戦略を楽しめます。
初期手札のほかに共通サプライに宝石の山札3種、遺物の山札2種、呪文の山札4種の計9種を用意するのですが、カードの全種類をあげると宝石7種、遺物6種、呪文はなんと14種もあります。そのため、自分の好きな組み合わせを選ぶも良し、ランダムで選ぶも良しなので、バトルのたびにカードを探る楽しさを味わえます。好きなカードでコンボが決まってボスを倒せた日にはこれ以上ないしてやったり感が味わえます。
ルルブには圧縮系のおすすめとチャージ系のおすすめの2つのサプライ山札例もありますので、初めて遊ぶ際はそちらを参考にすることもできます。
ボスの多様性
倒すことになるボスは全4種、そしてバトルでは好きなボス1種を選んで戦うことになります。このボスが全4種とも異なる特徴を持っていて楽しかったです!
ネタバレを回避するためあえて細かい特徴は書きませんが、苦手なボスもいたものの、基本的には全4種とも戦っている最中は楽しんでプレイできました。
プレイする際はぜひ1体で終わりではなく、一通りのボスと戦うことをおすすめいたします。
協力要素
ソロしかプレイしていないですが、デッキ構築で協力できるボードゲームの中でも「イーオンズ・エンド」は結構上位に来るのではないかと思います。
というのも、キャラクターの特殊能力やカードとかもそうなのですが、仲間1体を〜するといったテキストが多いため、自然と仲間を意識するプレイになりやすくなっています。
ソロが楽しい
個人的にはここが大事です!ソロが楽しかった!
ソロではキャラクター1体のみを使用してのプレイも、2体使ってのプレイも可能です!
特にキャラクター2体を使ってのプレイは、敵のターンと自分のターンが丁度よい塩梅で移り変わるため、「また敵のターンか...」などネガティブな印象がなくなり良かったです。難易度も2体操作の方がちょうどよい気がします(それでも難しい敵は難しい)。
キャラクター同士の組み合わせを楽しんだり、カード戦略を考えてみたりなど、繰り返し遊べる点も好印象でした。
と、良い点たくさんありましたね。
以下気になった点を疲れたのでささっと書いていきます。
【気になった点】
ボスの少なさ
キャラ8体にボス4体。
ボスもうちょっと欲しかった。
難易度がやや高い
自分のような下手くそなプレイヤーにデフォルトのボスが少し強い印象です。
ボスの少なさにも繋がりますが、もう少し気持ちよく倒せるボスがいてもよかったかなぁと思います。
ただ初心者モードやハウスルールで簡単にできますので、ちょっと気になるくらいです。簡単すぎるとリプレイ性も減りそうなので難しい所。
ザコ敵倒したメリットの少なさ
ゲームにはボスの他にミニオンというザコ敵がいるのですが、このザコ敵を倒したときのメリットが少ない気がしました。ザコ敵を排除することでダメージを受けなくなったりするのでそれ自体がメリットといえばメリットなのですが、せっかく倒したんだからもっとご褒美頂戴と思ったこともしばしば。
キャラクターのバランス
プレイアブルキャラクター8体いますが、結構バランス差があると思います。
特に特殊スキルの内容や最初から開いている破孔タイルの枚数差などから、扱いやすいキャラクターと1回使えばもういいかなというキャラクターがおります。
ボスの強さも相まって、ガチで戦おうとすると固定キャラクターになりやすいかも...と思った次第でございます。
ただし、初期手札の違いは大きくは異ならないため、スキルのあるプレイヤーは気にならないかもしれません。
カードのバランス
呪文カードでそのコストでこの効果は釣り合わなくない?と思うカードが若干ありました。ただ、ここのバランスは自分が下手くそなだけで他のカードとの組み合わせや戦略でうまく働きそうな気がする所でございます。
以上、ざっくりと「イーオンズ・エンド」についてのご紹介でした!
他にも翻訳や世界観がいい感じ!ゲームシステム面白いね!などがあります。
いろいろ書きましたが、リプレイ性も高くておすすめです!
GWはほぼ毎日遊ぶくらいハマっていました。レガシーとかもいつか遊んでみたいと思います!
それではまた!!