こんにちは。
ボードゲーム日記と題して遊んだボードゲームを記録していくことにしました。
今回は「バラージ」です。※ソロ・拡張なしでの感想となります。
メインのゲームシステムはワーカープレイスメントの「バラージ」。
プレイヤーは国営企業の代表としてダムを作り、発電し、契約を達成しながら、勝利点を競います。
初めて遊んだのはゲーム会。
その時は全然うまく動けなかったのですが、その後はしばらく「バラージ」のことばかり考えているくらい1回遊ぶと不思議な魅力に取りつかれるゲームです。
何に惹かれたのかというと、まずは見た目と世界観。
全体的に渋い雰囲気の中、ゲームが進んでいくと盤面にダムが立っていく様子が実に壮観。この点、ゲーム会よりはソロの方がいろんな角度からじっくり堪能できて良いかもしれません。
次にゲーム性。
ワーカープレイスメントなのですが、ダムを建てるのに必要となる円盤を使ったアクションが斬新でめちゃくちゃ面白い。
例えばダムの土台を建てる場合、
①ワーカーを建築アクションの場所に置く
②土台の絵柄が付いたバウムクーヘン型タイルと必要な資源を円盤にセットする
③円盤を1回グリっと回す
④土台を建築する
という手順を踏むのですが、面白いのがこのバウムクーヘン型のタイルと資源は、グリグリして1周させないと手元に戻ってこない。
そのためグリグリで戻ってくるタイミングを踏まえながら、次どのアクションをするかを考えるのがすごく楽しい。
建築でこれを建てたいけど資源が足りないからこうしようとか、ダムに水たまってから発電させたいから次にこれ建てないとかなとか、取り敢えずワーカーを使ってグリグリさせようとか、いや待てよ契約タイル達成させればボーナスあるからそうすると... など、もちろん円盤アクション以外の要素が絡んでの楽しさもあるのですが、円盤アクションがあることでいろんな要素を自然と行えるし考えられるのが良かった。
個人的にこの見た目とグリグリアクションが「バラージ」に惹かれた点ですが、総合的に「バラージ」は本当によくできています。
ダムや発電所などの建て方1つとっても戦略を立てられるし、水の流れや水量に応じても動き方が変わってくるし、発電のタイミングやそれに併せた契約タイルの選択なども重要だしと、あれしようこれしようを考えるのがわくわくするゲームでした。
この日記を書いている今も想像しただけで遊びたくなってきます。
そんな「バラージ」、近いうちにまた遊びたいと思います。