ほぼボードゲームブログ。

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【雑談】なぜドイツはボードゲームが浸透したのか?

こんにちは!

今回は雑談記事です。

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テーマは、「なぜドイツはボードゲームが浸透したのか」。答えは出ていないので、本当に雑談かつ想像上の話です。

 

ググるといろいろ説は出てくるのですが、ドイツがボードゲーム大国になったのがどうしてなのか、ドイツに住む方が、よかったらお茶飲んでいきませんか?的なノリで、よかったらボードゲーム遊びませんか?と自然になっている、その受容されている経緯がよくわかりませんでした。

 

ちなみに、どんな説があがっていたかと言うと、

・ドイツは家族の時間を大切にする。そこでボードゲームが手段として適していた

・いわゆる「ユーロゲーム」という、ボードゲームに今までなかったような新しいシステムやデザインがドイツでたくさん生まれた。ボードゲームを作るのも盛んなため

・メディアでもよくとりあげられるから。広告などでもボードゲームがよく宣伝されている

・スーパー、おもちゃ屋、本屋など、至る所にボードゲームが置かれている

・常日頃から、遊ぶための時間を作っている。遊ぶ余裕がある。学校や仕事が終わったら、ボードゲームをしている

 

などでした。

自分自身、ドイツに行ったことがなく、実際にボードゲームがよく遊ばれているのかわからないのですが、ググった限りだと結構遊ばれていました。

しかも、意識的によし遊ぼう!みたいな感じではなく、生活に根ざしている感じ。暇だなー、本の続きでも読もうとか、テレビでも見ようとかと同じレベルでボードゲーム遊ぼうが選択肢にある感じです。

 

日本でも最近ボードゲームが流行っていて、テレビでもよく紹介されていますが、ドイツみたいに生活に根ざして遊ぶまで広まっておらず、刺さる世代には刺さるけど、刺さらない人には全く刺さっていなくて、そういえばドイツってどうしてあんな国全体で受け入れられている(または受け入れられているイメージがある)のだろうか…… と思ったのがこの疑問のはじまりです。

 

ドイツの歴史や文化や価値観や教育や政治や人生観や仕事観が違うからだよと言われればその通りなのですが、自分の好きなボードゲーム、そしてボードゲームを通した他者との繋がりから来る心の豊かさに触れる機会が、日本にももっとあって良いんじゃない?と思っており、ドイツ、何かヒントをちょうだいみたいな感じです。

 

そして、ここからは自分の想像上の話になります。

 

1. ドイツの家族は、日本の家族よりも概念が広い? 

ドイツは家族の時間を大切にするとありましたが、この家族が、日本の血縁で括る家族よりかは、同じコミュニティで暮らす他者をも含めて家族の時間としているような気がしました。ビールを飲むイベントがあってたまたま同じ席でビールジョッキ持ってウェーイってやったら、はい、もう家族みたいな。

 

BGGで家族で遊んでる写真もたくさんありますが、同じくらい近所の人や友人とかとも遊んでいる写真がある。日本は家族というと、親子で家族。そして親子で遊ぶゲームと他者を交えて遊ぶゲームだと楽しさがまた違う。自分の場合は、親子とか身内だと水くさいとかもあり正直心から楽しめているかというと、ちょっと抑えている部分がある。けど、ゲーム会で身内以外の方々と集まると心から楽しめる。

 

この家族のコミュニティ化と言うか、コミュニティでボードゲームを受け入れる下地がなんとなくできているのがひとつドイツにはある気がする。「ゲマインシャフト」とかいうやつです。

ということで、日本も家族をコミュニティに引き込んでボードゲームを遊べる機会があれば、もしかしたらボードゲームを受容しやすい環境を作っていけるのかもしれない。

 

だから公民館とかのイベントにある、親子で集まってボードゲーム遊ぶ機会は地道だけど、結構良い気がする。親子と言いつつも、そこには主催者もいて、インストしてくれる方もいて、複数人で集まるから他の方とも遊べるので。公民館とかのイベント限らず、ボードゲームカフェとかボードゲーム店がイベント企画しても良いわけで。

 

家族をコミュニティに内包してボードゲームを遊ぶこと、これがひとつ浸透させるヒントになるかもしれない。

 

2. 日本は何でもありすぎる?※ドイツの実情は知らないけど…

引き続き想像の話なので話半分で聞いてもらえると嬉しいのですが、ドイツってものに溢れておらず、テレビとか携帯の画面もあまり見てない勝手なイメージがあります。

 

衣食住だと住に力を入れているとある記事で読みましたが、確かに住に力を入れているイメージがあり、しかも素朴な家で自然を大事にしていて、あまりモノに溢れていないイメージがあります。モノに溢れてないと言うことは、そこにボードゲームがあれば自然とボードゲームという選択肢になるわけで。

 

かたや日本というか主語大きくするとあれなので、自分の家、めちゃくちゃモノに溢れてます。スマホ、パソコン、テレビ、ゲーム機、ボードゲーム、漫画、小説、サービスもそこに加えれば、ネトフリなどのオンデマンドサービスやその他音楽サービスなど。

 

もちろん、ドイツだってモノに溢れてると思いますが、何でもありすぎると、興味が分散する。だからドイツのモノとの付き合い方みたいなのがあれば知りたいし、できるかどうかは別として何かヒントになるかもしれない。

 

もしかしたら、ドイツの方からすれば、ボードゲーム大国なんて言われてるけど、それくらいしか娯楽がないからさなんて話にもなるかもしれない。ボードゲームを浸透させるには、このモノとの向き合い方も考えないといけないかも?

 

3. 日本働きすぎ、生き急ぎすぎ問題

職種にもよりますが、日本働きすぎですよね……

しかも日本社会がそれを前提に回ってる感すらある。回ってるというか、回らされてるというか。

気持ちが休まらないとボードゲームを楽しむ余裕も生まれないわけで、今日は早く切り上げてボードゲームしようとかには絶対ならない。

 

ドイツの働き方どうなってるんでしょうね……

働き方というか、ドイツ社会全体のあり方。

ドイツ行きたい。

 

と、いろいろ書いてきましたが、最初に述べた通り、ドイツになぜボードゲーム浸透したのかの理由はよくわかっておりません。

 

ボードゲームを日本に浸透させるにはいろいろボードゲーム以外のところを、なんとかしないといけない気もしますが、なんとかできる部分もありそうだなと徒然なるままに書いてて思いました。

 

というわけで、ここまでお読みいただきありがとうございました!ちなみに、最初のボードゲームの写真は『ティルトゥム』です。面白かったのでいつか感想を書きたいと思います。あと、コーヒートレーダーズも買ったので最後に写真を掲載。いつか遊びたい。

 

それでは、また!

 

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